ゴジラ映画の怪獣たち


怪獣イメージ

怪獣名

解説
初代アンギラス

アンギラス
(初代)

シベリア出身。狂暴で他種族に激しい憎悪を抱く暴龍。大阪を舞台にゴジラと死闘を繰り広げる。

全身に脳同様の働きをする神経塊を持ち、素早い動きができる。アンキロサウルスの変異体であるとされているが、その表情は荒々しく、狼のような精悍な面構えをしている。背中の甲羅は二股に別れるモデルも検討されている。

身長60メートル、体重3万トン

登場:「ゴジラの逆襲」1955年

2代目アンギラス

アンギラス
(二代目)

小笠原の怪獣ランドに他の怪獣と共に生息していたが、キラアク星人の陰謀に利用されてしまう。

初代とは異なり、温厚で献身的な性格。ゴジラとともに地球の危機を救う為に闘った。その造形は、当時の怪獣ブームを反映してオーソドックスな怪獣タイプとなっている。三度の復活が待たれる怪獣の一匹である。
モスラ等と比べてやや冷遇されているのは、やはり口から火や光線を吐いたりできないからか?

身長60メートル、体重3万トン

登場:「怪獣総進撃」1968年、「ゴジラ対ガイガン」1972年
    「ゴジラ対メカゴジラ」1974年
小笠原

アンギラス

アンキロサウルスが核実験の影響により突然変異し、誕生した暴龍。
体を丸めて高速回転しながら敵に体当たりする、暴龍怪球烈弾を得意技とする。

30年ぶりにスクリーンに甦った人気怪獣。初代や二代目とは異なり、全体に
短躯で力強いイメージを持つ。
また、以前のアンギラスとは比べ物にならないほどスピーディな動きが特徴。

体長180メートル、体高40メートル、体重6万トン

登場:「ゴジラファイナルウォーズ」2005年

エビラ

エビラ

南太平洋レッチ島近海に生息するエビ型の凶悪怪獣。
陰謀団「赤イ竹」の製造する黄色い液体を嫌う。両手のハサミで相手を攻撃する。

本来は「ロビンソン・クルーソー作戦 キングコング対エビラ」で、キングコングを相手に戦う予定であった。

全長50メートル、体重2.3万トン

登場:「南海の大決闘」1966年、「オール怪獣大進撃」1969年

エビラ

両腕の大ハサミを使った攻撃「クライシス・シザース」を得意とする巨大エビ怪獣。
東海コンビナートを襲い、ミュータント部隊と死闘を繰り広げる。

久々にスクリーンに登場した怪獣だが、ゴジラとの戦いでは瞬殺される。
操演ではなく人が入るスーツによって表現されている。

全長100メートル、体高30メートル、体重5万トン

登場:「ゴジラファイナルウォーズ」2005年

オルガ

オルガ
日本海溝に沈んでいたUFOにいた不定形生命体ミレニアンが
オルガナイザーG1を吸収し、変貌を遂げた宇宙怪獣。
ゴジラを吸収し尽くし、新たな支配者として地上に君臨しようとするが
ゴジラに敗れる。超念動と波動攻撃が主な武器。

これまでの東宝怪獣とはややデザインの趣が異なり、ハリウッド風
クリーチャー的デザインのオルガ。
憎々しい敵ではなく、哀しい存在として劇中では描かれていた。

全長75メートル、体重4万トン

登場:「ゴジラ2000−ミレニアム−」1999年